父の棚にあったオールドパー。時を超えて、今また注目の理由

父の棚にあったオールドパー。時を超えて、今また注目の理由

🕰️「今こそ、クラシカルに。」

🥃酒屋歴20年の店長ようこがみてきた、時代を超えて愛される名門ブレンデッド・スコッチ

最近のウイスキー市場は、シングルモルトの黄金期。
🍯シェリー樽の甘美な濃厚さや🌊アイラのスモーキーなものが注目されていますが、
そんな今だからこそ、あえて「原点」ともいえる一本をご紹介したいのです。

それが、オールドパー


🏠昭和の家庭に一本。

📺昭和〜平成初期、日本の家庭で「オールドパー」といえば“特別なウイスキー”でした。
お歳暮、お中元、帰省土産、祝い酒——
あの金のラベルと黒くてぽってりとしたボトルを見れば、誰もが「お、いいお酒が来たな」と思う存在。

実はこのオールドパー、
昭和天皇が愛飲していたという逸話でも知られています。
他にも、政財界の重鎮、文化人、芸能人など、名だたる方々に愛された“格”のあるウイスキー。

👩🦰ようこ店長も、ウイスキーが注目されていなかった時代からこの仕事をしていますが、
そんな中でもオールドパーだけは、常に特別な存在として売れ続けていました。

オールドパーの昭和時代のイメージ


📜 オールドパーの歴史

■ 名前の由来

「オールドパー」の名は、トーマス・パー(Thomas Parr)に由来します。
彼はイングランド史上もっとも長寿だった人物とされ、152歳まで生きたという伝説の人物。
その“不変の長寿”にあやかり、ブランドには「時を超える存在」への願いが込められています。
🧓ラベルに描かれているのも、トーマス・パー本人の肖像です。

■ 創業と成長

オールドパーは、1871年にグリーンレス兄弟(Greenlees Brothers)によって誕生
当時のスコッチはまだ品質が安定せず、ウイスキーは「通しか飲まない」時代。
その中で、味の均質化と品質の高さを重視したブレンデッド・ウイスキーの代表格として成長していきます。

20世紀には、ジョージ・モートラック蒸溜所(MORTLACH)をキーモルトに据え、
力強さと厚みのある味わいで、世界各国で高い評価を受けるようになります。

■ 日本での受容

戦後の日本では、オールドパーは「憧れの洋酒」として知られます。
特に1950年代以降は、

  • 昭和天皇が好んだという逸話

  • 高級贈答品としての流通(百貨店や高級酒販店)

  • テレビドラマや雑誌での「良い酒=オールドパー」的描写
    により、“日本におけるステータスウイスキー”の代表格となりました。
    オールドパーのステータスウイスキーとしてのイメージ

■ 現代への継承

現在オールドパーは、ディアジオ社(世界最大級の酒類メーカー)がブランドを所有。
伝統を受け継ぎつつ、スーペリアや18年などのプレミアムラインも展開し、
あらためてクラシックなスコッチの価値を伝え続けています。



🥇オールドパー スーペリア

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🏅「スーペリア=最上級」の名が示すとおり、シリーズの頂点に立つ一本。
43%のしっかりとしたボディ、柔らかなスモーキーさ、奥ゆかしい甘みと重厚感。
🌰ナッツ、🍯バニラ、ほんのりピート——すべてが調和し、飲み手を包み込むような味わいです。

🎩まさに“大人のたしなみ”。
ラグジュアリーでありながら、決して驕らない。そんな一本です。



🕊️オールドパー 18年

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📆18年の熟成によって醸される、まろやかで奥行きある風味。
キャラメルやドライフルーツ、ほどよいスパイス感。
🍫甘さとビターがバランスよく重なり、余韻はしっとりと優雅に続きます。

🎁高級感のあるパッケージで、ギフトにも最適。
👑飲み慣れた方にも「おっ」と言わせる逸品です。


🔄流行に流されない、ずっと変わらないおいしさ。

オールドパーは、ウイスキーが“格式ある飲み物”だった時代から続く、数少ない存在です。

🧡店長ようこからのおすすめ。
クラシカルなブレンデッド・スコッチの奥深さと、
時を超えて日本人に愛されてきた理由を、ぜひ一度じっくり味わってみてください。


 


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