【過去記事】知多蒸溜所に行ってきました。(後編)2016年1月26日

【過去記事】知多蒸溜所に行ってきました。(後編)2016年1月26日

さあ、待ちに待った、テイスティングの時間です!

 

特別にセミナーを開いてもらいました。

 

目の前には3種類の原酒と知多がセッティングされています。

 

一つ一つ丁寧に説明してくださる野村さんの話は大切です。
が、グラスの中に入った輝く液体が目の前にあると

飲みたい…呑みたい

そんな衝動をぐっとこらえつつ まわりを見てみると、待ち切れずにテイスティングする人も。

私は大人なので我慢します!

 

正面に映し出された映像には
サントリー・チーフブレンダーの福與伸二氏が!

なんと超豪華!その福與氏の解説でテイスティングを進めていくようです!

 

テイスティング用の知多原酒3種類は、クリーン原酒、ヘビー原酒、ワイン樽原酒。

まず、クリーン原酒をストレートで。
色は、ほんの少し薄めたジャスミンティー色。
甘みのある香り

口に含むと、アルコール度数が高いのですが、
最初に甘味を感じ、最後にバニラのような風味を感じました。

それを加水します。
トゥワイスアップという飲み方で、原酒に対し1:1でミネラルウォーターを加えます。
すると、柔らかみのある甘い香りになり、キレを感じる味わいで最後に甘味を感じました。

次に、ヘビー原酒をストレートで。
色はクリーン原酒より少し薄め。
ルコールが真っ先にくるきつめの香り。
味わいもガツンとくる刺激的な印象

しかし、加水すると香ばしい香りで、
口に含めば穏やかな甘味を感じました。

次は、ワイン樽原酒をストレートで。
色は赤みがかった濃い色。
これは2つとは違い、フルーティーな香りもしつつ何だか複雑な香り。

味わいもどっしりと重たく感じるのですが、決して飲みにくいわけではありません。

加水すれば、フルーティーな香りも更にグラスからあふれ出し、
味わいも果物を思わせる味わいがありました。

私はこの原酒が一番好きな味でした。

最後に知多をストレートで
色はきれいな黄金色。そして樽の香りを感じる、爽やかで控えめな香り。
口に含むとクセがなくスムース、程よく甘味のある印象飲みやすさを感じます。

加水をすると、ストレートの時より格段に香りがひらき、
飲みやすい中にも色々なものを感じました。

偉そうにコメントしておりますが、知識不足、経験不足の私個人的な感想なので
間違っていたらごめんなさい。

この知多。一番おすすめの飲み方はハイボール!

 

サントリーおすすめの黄金比率は1:3。

スッキリ、クセがなくウィスキーが苦手な方もすんなり飲めそうですよ。

そしてなんと言っても和食との相性は抜群です。
天ぷらやだし巻き卵、肉じゃがなどと合わせるといいみたいです。

 

 

 

 

おっと、気付けばおかわりの2杯めを飲み干していました。

うちの社長と専務は、これは和三盆と合わせればおもしろいと言っていました。

 

わさんぼん?

なんだそれ?って感じの顔をうちの社員大半がしていると、社長の説明がありました。

和三盆とはどうやら、お茶の席で使われる砂糖菓子のようです。
それでも納得していない数名。

「食べたことがないのでわかりません」
言うと思ったーーーーー!子どもか!?
しかし、うちの社長はやさしいです。
今度食べさせてくれるって!やったね!

まだまだ、ここで終わらないのが私たち。
おかわりついでに濃いめの知多ハイボールをお願いしてみました。
これ、美味しいです!

より知多の味わいを楽しむには濃いめがおすすめです。
サントリーさん、こころよく作っていただきありがとうございます。

 

このシングルグレーンウィスキー「知多」には色々なこだわりが込められています。
その一つがボトルです。

 

知多ウィスキーのきれいな黄金色を引き立たせる為にあえて透明ボトルを採用

そしてもう一つ
キャップシールは濃藍で、風を描くようなデザインのものが使用されています。

 

そして、最後になんと言ってもラベルです。
知多の文字は、荻野丹雪さんの書で「多」のはらいは、知多半島の風をイメージされているようです。

見てください!このはらい!
知多半島の風が伝わってくるではありませんか!

風のように軽やかな味わい、優しい香りと甘みが心地よいウイスキーです。
少しでも興味を持ったあなた!
一度は飲んでみてください!!

結構はまっちゃいますよ。

最後に今回研修に参加させていただけたことに感謝。

知多の商品の魅力を知ることが出来たと同時にグレーンウイスキーの奥深さを感じました。

私の中でのウイスキーはストレートかロックで味わうお値段高めのイメージありました。
私と同じような思いのあなた!それはどこかへ吹き飛ばしてください。

気軽に食中酒としても飲めますし、お値段は高いかもしれませんが、商品として店頭に
並ぶまでの製造方法、熟成期間中の品質管理などを知ると、納得のお値段と思えてくるほどです。

この研修をきっかけにサントリーさんの数々の商品も今までと違った見方。味わい方ができそうです。

今回の貴重な経験を住田屋にご来店いただける皆様に、しっかりと発信していけるように頑張ります。

前編後編にわたりお付き合いありがとうございました。


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